アルファベットの口頭連絡  New

通話表(つうわひょう又はフォネティックコード)とは、無線電話で通信文の聞き間違いを防ぐために制定された規則である。
電子・通信技術と社会のインフラストラクチャーが進化した現代では、有線・無線通信ともに通話品質・音声の明瞭度が格段に向上している。一方で、いわゆる情報社会となり、アドレス(メールアドレス、URLなど)、ユーザーID、認証コードなどの情報を通話によって交換する機会が増えている。聞き間違え・混乱を防ぐため、たとえば顧客へ電話サポートを行う各組織のコールセンターでは、通話者との文字の羅列の情報伝達・交換に、独自の通話表を揃えている場合も多い。
通常通話は旅行社や会社などでは主に地名で使われています。

文字種文字(読み)使用する言葉
通常通話和文通話表欧文通話表


ファ
ベッ
A(エイ)アメリカアルファAlpha
B(ビー)ブラジル/ボンベイブラボーBravo
C(スィー)チャイナ/カナダチャリーCharlie
D(ディー)デンマークデルタDelta
E(イー)イングランドエコーEcho
F(エふ)フランスフォックスロットFoxtrot
G(ヂー)ジャーマンゴルフGolf
H(エイチ)ホンコンホテルHotel
I(アイ)イタリーインディアIndia
J(ヂェイ)ジャパンジュリエットJuliet
K(ケイ)コリアキロKilo
L(エる)ロンドンリマLima
M(エム)メキシコマイクMike
N(エン)ニューヨーク/ニッポンノーベンバーNovember
O(オゥ)大阪オスカーOscar
P(ピー)ポルトガルパパPapa
Q(キュー)クィーンキュービックQuebec
R(アー)ローマロメオRomeo
S(エス)スペインシリアSierra
T(ティー)東京タンゴTango
U(ユー)ユニオンユニフォームUniform
V(ぶィー)ヴィクトリービクターVictor
W(ダブリュー)ワシントンウィスキーWhiskey
X(エクス)クリスマスエックスレイX-Ray
Y(ワィ)横浜ヤンキーYankee
Z(ズィー)おしまいのズルZulu



0数字のまるゼロZero
1数字のひとワンOne
2数字のにツーTwo
3数字のさんスリーThree
4数字のよんフォアFour
5数字のごファイブFive
6数字のろくシックスSix
7数字のななセブンSeven
8数字のはちエイトEight
9数字のきゅうナインNine


あ / ア朝日のア
い / イいろはのイ
う / ウ上野のウ
え / エ英語のエ
お / オ大阪のオ
か / カ為替のカ
き / キ切手のキ
く / ククラブのク
け / ケ景色のケ
こ / コ子供のコ
さ / サ桜のサ
し / シ新聞のシ
す / スすずめのス
せ / セ世界のセ
そ / ソそろばんのソ
た / タ煙草のタ
ち / チ千鳥のチ
つ / ツつるかめのツ
て / テ手紙のテ
と / ト東京のト
な / ナ名古屋のナ
に / ニ日本のニ
ぬ / ヌ沼津のヌ
ね / ネねずみのネ
の / ノ野原のノ
は / ハはがきのハ
ひ / ヒ飛行機のヒ
ふ / フ富士山のフ
へ / ヘ平和のヘ
ほ / ホ保険のホ
ま / ママッチのマ
み / ミ三笠のミ
む / ム無線のム
め / メ明治のメ
も / モもみじのモ
や / ヤ大和のヤ
ゆ / ユ弓矢のユ
よ / ヨ吉野のヨ
ら / ララジオのラ
り / リりんごのリ
る / ル留守居のル
れ / レれんげのレ
ろ / ロローマのロ
わ / ワわらびのワ
ゐ / ヰ井戸のヰ
ゑ / ヱかぎのあるヱ
を / ヲ尾張のヲ
ん / ンおしまいのン



@アットマークメールアドレスに使用
(本来は会計簿の単価記号)
/スラッシュホームページのURLに使用(二つ入力)
\バックスラッシュキーボード「¥」で入力
ディレクトリー(フォルダの区切りに使う)
//ダブルスラッシュホームページのURLに使用(http://www.)
:コロン カサネテン中の大区切り
;セミコロン テンコンマ中の小区切り
( )マルガッコ注釈的語句などに使用
「 」カギガッコ対話・引用語・強調・題目など
『 』フタエカギガッコ
【 】スミツキカッコ
{ }チュウカッコ
"クォーテーション引用符・強調符(二つ入力)
" "ダブルクォーテーション引用符・強調符
“ ”
< >ヤマガタカッコ不等号 <:ヨリチイサイ  >:ヨリオオキイ
~チルダ
!エクスクラメーション感嘆符
?クエスチョン疑問符
#シャープ番号符
*アスタリスクプログラミングの掛算符号
&アンパサンドAnd符号
ナカテン並列単語の間にうつ
.ピリオド ドット区切り 止点
テン読点 半終止符
マル句点 終止符
同ノ字点くりかえし符号(同字反復符号)
一ツ点
一ツ点(濁点)
くノ字点
くノ字点(濁点)





機種依存文字
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機種依存文字電子的に扱う文字データのうち、処理系(ソフトウェアおよびハードウェア)によって違う文字に表示されたり、全く表示・印刷できなかったりするものの慣用的な総称。JEFやJIPS等のようなメインフレーム/汎用機用の符号化文字集合については、文字コード体系そのものが機種依存するという前提がある。不特定多数との情報通信で機種依存文字を使用すると文字化けの原因にもなる。







0 / Oゼロ(数字) / オー(英字) スラッシュ(/)付きO(オー)を入力して0(ゼロ)と識別させる
の入力方法 : ギリシャ文字(フォント)「(ファイ)」を入力する
1 / 7数字の一つ 数字のなな1(イチ)7(シチ)と云わない
D / Bデー(デンマークのD) ディーとは云わない
ビー(ブラジルのB)
Dにハイフン(-)を追加してÐと表示しO(オー)と区別する
Ðの入力方法 : ラテン文字(フォント)Ðを入力する
I / l / 1アイ(英大文字のI) エル(英字Lの小文字) 数字の一つ同一字に見えるので要注意 (I≒l≒1)
アイ(英大文字のI)「I」 : 上下にハイフン(-)が付く
エル(英字Lの小文字)「l」 : 上下のハイフン(-)が無い
数字の一つ(イチ)「1」 : 上部にダッシュ(/)が付く
E / Fイー(イングランドのE) エフ(フランスのF)あまり混同しない
T / Pテー(東京のT) ティーとは云わない
ピー(パパのP)
M / Nエム(メキシコのM) エヌ(ニューヨークのN)
Q / 9英字のキュー (クイーンのQ)
数字のきゅう(く)



【参考】
フォネティックコード
記号一覧表
[[特殊文字一覧>http://matome.naver.jp/odai/2131896140848768